「だろう運転」「かもしれない運転」
合板加工の開発工場、株式会社センエイ マテリアル事業部の出田です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
工場内の改善が着々と進められています。
先日、第3工場内に、あて板用の置場が設置されました。
以前はなかった鉄製の枠(グレー部分)を設けることで、あて板が倒れる恐れがなくなりました。
事故が起こっていなくても、こうして事故の可能性がある所を事前に改善することが必要ですが、まず初めに「気付く」ということがスタートとなりそうです。
車を乗っているときの、「だろう運転」と「かもしれない運転」は有名ですが、それに近いものがあります。「あて板は倒れないだろう」と「あて板が倒れるかもしれない」のどちらを思い浮かべるかは、車の運転など、普段の注意力も関わっていることがよくわかります。
この場合、皆、同じようにあて板置場は目に見えていますが、きっと思うことは様々です。ついつい、「自分で気付いた事は他の誰かも気付いているはずだ」と思ってしましそうなものですが、そうではないと考えると、気付いた人自身が改善を行っていくことは大事なことです。
そして、こういった改善は社内で共有されています。
1つの改善があれば、似たような箇所は他にもあるかもしれないので、改善を水平展開して、効果を拡げることができます。
さらに、「社長巡回」という気付きの後押しと、「無駄にはどんな無駄があるか」ということを社内で共有したことにより、安全、品質、効率というあらゆる面での改善が期待されています。
これからも引き続き、改善に努めていきたいと思います。