どんぐりの栽培 2期目スタート
昨年の11月30日(土)、和歌山県田辺市の山にウバメガシの苗を植樹してきました。
株式会社ソマノベースさんが販売しているMODRINAEを当社が購入したのは2023年の春でした。それから栽培をはじめて1年半、約40㎝に伸びた苗を山に返すのは少し寂しい気持ちもありましたが、大きく育ってくれることを願い、鍬で土を掘り起こしたことは昨日のように覚えています。
あれから約2ケ月が経ち、20鉢分の新しいウバメガシのどんぐりが当社に届き、当社では2期目となる栽培がスタートしました。
前回は特定の人が鉢を預かって栽培する方法を取っていましたが、今回は事務所メンバー全員で鉢を共同管理する取り組みや、工場勤務である製造課でも栽培することにしました。
より多くの人が栽培に携わるようになり、植物に関心を持つようになれば、当社の経営理念である「木を愛する会社」により近づけるのではないかとも考えています。
前回の経験から感じたことですが、栽培を続けていると、私たちが育てているのではなく、植物もまた私たちに教えてくれている(気持ちを育んでくれている)と感じる時があります。その1つが優しさという感情だったりするのかもしれません。
まずは、小さなどんぐりが地中から小さな芽を伸ばし、葉を広げる姿を楽しみに、全社で感動を味わいたいと思います。