合板って何? 開発工場って何? センエイって何?
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 広報委員会の浦田です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。大阪府 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様ともに開発しています。
広報活動として、私は自社のことを『合板加工の開発工場』と説明してるのですが、先日、他業種の方から「そもそも合板ってなんですか?」「加工の開発工場?とはどんな意味なんですか?」と聞かれました。
センエイを知らない人、他業種の方からすると商品・業務内容は分からなくて同然で、お客様の立場に立って説明ができていないことを猛烈に反省しました。
自身の反省も含めてですが、今回は改めてセンエイの業務内容を説明させて頂きたいと思います。
センエイは丸太から合板を作っている『合板製造メーカー』ではありません。
国内をはじめ、世界各国から合板(特殊合板含む)を調達・加工して商品をお届けするかたわら、新しいお客様とサイズ・素材・製造法など、合板の活用法と可能性(合板+付加価値)を開発している会社です。
当社の強みは、材料となる合板の調達能力を世界中持つことと、国内最大級の加工技術を持つ工場であることです。
合板のことならお力になれるかもしれません。
お困りごとがありましたら、ご相談いつでもお待ちしております。
合板の製造工程(簡略図)
※センエイでは丸太からの合板は製造しておりません。
①原木の丸太を大根のかつらむきのように薄く切ります。
この薄く切ったものをカットし、単板(ベニア)を作ります。
②単板の木目【繊維】方向が直角になるように、単板を貼り付けます。
③合板の完成
センエイの業務
センエイは仕入れた合板に『切る・貼る・つなぐ・削る・塗る』の
加工を加え、《合板+付加価値》で製造・販売をしています。
カット –切る–
合板を機械がカットします。複数の材料に小割するもの、縦横にカットするもの、複雑な形を計算してカットするものなど、カットの種類も多種多様です。
積層 –貼る–
合板と合板、合板とその他素材などを接着剤で張り合わせる。
ジョイント –つなぐ–
合板と合板をつなぎ合わせて長くする。
磨く、溝をつくる –削る–
合板の表面の凹凸や汚れなどを取り、厚さが均一で平滑な商品に仕上げます。合板を削って溝や複雑な形の加工をします。
塗装する –塗る–
コンクリートを流し込み、固めて成型するための型枠用の塗装合板や仮設住宅用床材など、合板の塗装をしております。
当社の機械の種類・加工、合板調達能力については下記からホームページにリンクしています。
機械の種類や加工についてはこちら→型枠用合板/仮設事務所用フロア/コンテナフーロリング/特殊塗装/ギャングソー/オートマティックランニングソー/ランニングソー/パネルソー/モルダー/9尺コールドプレス/4mコールドプレス/スカーフ/バーチカルミーリングマシン/サンダー/4000m塗装ライン/ナイフコーター/乾燥棚
合板調達能力についてはこちら→センエイ/合板調達能力/ラワン/針葉樹/ラトビアバーチ/合法木材/植林木合板/インドネシア/マレーシア/中国/ニュージーランド/カナダ/ラトビア/ドイツ