引張り試験機
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 品質・技術室の赤坂です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
当社の品質保証を担う上で、重要な役割を果たすのが、測定機です。特に、プロダクツ事業部で製造しているコンクリート型枠用合板については、日常では見かけないような測定機を用います。その、代表例がこの、引張り試験機です。
この測定機は、塗装合板の試験片表面に接着剤で専用の金属盤を密着させます。そして、金属盤の周りに台板に達するキズを着けたら、下図のように設置して、引っ張っていきます。
このときの最大荷重を測定することで、表面の塗装膜の密着力を調べています。
詳しい手順につきましては、下記動画もご覧いただければ幸いです。
https://youtu.be/fHyg4tMhmqw(リンク先:youtube)
先日、この試験器が正確に作動しているかを外部の方が確認(校正)にいらっしゃいました。結果はもちろん、合格とのことです。
今後も、よりよい品質の商品を皆様にご提供させていただくべく、日々精進させていただきます。