製品在庫棚の拡張
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 広報委員会の出田です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、
『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
先日、工場内の製品を保管しておく棚を拡張しました。
センエイには合板の加工を行う第1工場と第3工場、合板の塗装を行う第2工場があります。
今回拡張した棚は第3工場にあるギャングソーという加工機械で切った長尺の合板を保管するものです。
従来から、壁際から伸ばした何本もの鋼材の上に板を敷き、6段の棚として使用していました。
そこで、以前より在庫管理を徹底するための1つとして在庫の置場を拡げることが必要でした。
問題は「どうやって在庫を置くスペースを拡げるのか」です。
今回の場合は、元からある鋼材を新たな鋼材で長さを延長するという方法をとりました。
作業は第3工場のメンバーと第1工場からも応援に来てもらい、1日のうちに無事終えることができました。
普段見ることのない熟練した溶接作業をも垣間見ることができ、非常に新鮮でした。
棚のすぐ横は通路があることと、在庫を支える鋼材の強度のことがあるので「置場のスペース」と「通路のスペースと安全性」のトレードオフになりますが、問題なく通れる範囲で最大限に棚を拡げることができました。
きれいに保管された製品をみると気持ちがいいものです。
※写真の横向きに伸びた赤い棒が今回延長した部分です。
作業は見るからに大変だったと思いますが、作業性に良い効果がもたらされています。
常により良い製品をお届けできるよう、これからも改善に努めていきたいと思います。