端材から素材へ ー今年も『不良品から富良品へ』に参加しますー
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 品質・技術・開発室の赤坂です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
合板の使い途に合わせ、加工そのものを開発しています。
10月に開催されるMachi Decor公式イベント、「不良品から富良品へⅢ」の参加にエントリーしました。
「不良品から富良品へ」のコンセプトは、本来捨てられる筈の端材を持ち寄って、デザインの力で生まれ変わらせた作品の見本市となっており、センエイは過去2年イベントに参加しております。
このイベントに参加したきっかけは、端材として処理している木材(合板)の有効活用法を模索するためでした。
センエイは合板加工の事業を営んでいますが、従業員全員が「木を愛する」集団となれるように取り組んでおります。端材に関しても、「端材は素材である」という考えのもと、木屑までの利用価値をも模索しています。
端材として捨てられたり、燃やされたりする木材も、ほんの数年も遡れば、地球上のどこかの大地に根を張り、太陽に向かって枝葉を広げた一本の木であったはずです。
私たちはその姿を思い出し、木に感謝しながら、本日も製品を製造しています。そして、発生する端材に対しても、本日も木が喜んでくれる利用方法を模索していきます。
イベントの出品作品は現在、デザイン・企画が立ち上がったばかりですが、これから商品開発プロジェクトとして取り組んでいきますので、皆様のイベントご来場をお待ちしています。