認められること
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 品質・技術室の赤坂です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
最近、違法行為を動画や写真撮影し、それをネット上で公開したがために逮捕されたり物議を醸したりするニュースを多く見かけるようになりました。ニュースかなにかでは、心理学でいうところの「承認欲求」が関係していると聞いたことがあります。Facebook、YouTube、Instagramと自己発信のできるツールが身近になった半面、「だれでもいいから注目されたい」「だれでもいいからうらやましく思われたい」「だれでもいいから認めてほしい」と思うような社会になっていくのはなんだか悲しい気がします。そんな中で、会社組織というのは誰かから認めてもらうには事欠かないのではないのでしょうか。
さて、認めてほしいと言えば、先月に「機械取扱認定者表」なるものを全工場の全機械に配布しました。これは、各機械の担当者を明確にし、その担当者が不在の場合に誰を代理として配置できるのかを記載した一覧表です。昨年にも同様の書類はあったのですが、更新する際に手間がかかる書式だったため、今回は製造課長の承認印があれば追加修正できるように変更しました。この表が表示されるまでは、誰がどの機械が扱えるのかは製造課長の頭の中だけでしたが、表示することで担当者が手薄な機会が一目でわかるため、製造課員の教育計画に大きく役立つ表となっています。また、職員からすれば、その表に掲載されるということは、その機械は1人前と認められることとなるわけです。つまり、表で見える化することで、自身の頑張りが結果となって現れるのです。私も、皆様から認められるように日々精進していきます。