合板加工の開発工場、株式会社センエイ　浦田です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
合板の使い途に合わせ、加工そのものを開発しています。

暑い日も何だか少し落ち着いたような気もしますが、皆さまはお盆休みをどうすごされましたか？私は8月末が祖父の3回忌ですので、お墓参りは少し延長させてもらって、今回のお盆期間は家でゴロゴロしていました。

今年の3月に77歳になる私の父親が完全に仕事からリタイヤしました。
定年後も父親はボケ防止、体力・気力維持の理由で仕事を続けていたみたいですが、勤め先との雇用期間・年齢制限の問題で退職の運びとなったみたいです。父親も次の仕事を探すかどうか迷っていたみたいですが、「そろそろゆっくりと毎日を過ごしたら」というまわりの声もあり、仕事をリタイヤする決意をしたみたいです。

その流れで、退職後の生活スタイルがようやく落ち着いてきた先日、両親が関西に遊びに来ることとなりました。妻と一緒に何か退職祝いをしてあげようということとなり、両親ともにプロ野球が大好きなので、野球観戦を退職祝いにプレゼントすることしました。
巨人ファンの父親、阪神ファンの母親。何だか仲が悪そうに見える両親は、伝統の一戦を仲良く観戦し、LIVE感を楽しんでくれたみたいで良かったです。

先日、祖父の3回忌の件で妻が実家に電話した際、父親はプロ野球観戦が楽しかったらしく、話を来年に進めて、今度は大相撲の大阪場所に行きたいと言っているみたいです。そこでこっそりと大相撲観戦の金額をインターネットで調べてみると、その結果は…。
そこそこの席で観戦するには野球よりは全然高いという結果を知ることに…(汗)
これは私の毎月の小遣い減額の可能性もありうるのでは！？と内心焦ると同時に、いつも相撲楽しんで見ていた祖父を思い出しました。そして以前に何かの区切りで祖父に相撲観戦をプレゼントしたいと計画していた過去の記憶も思い出しました。
今となってはその計画を実行することが不可能となってしまい、複雑な想いだけが胸のあたりでもやもやとわだかまっていますが、少なくとも年2回、今後もお墓の前でいまの状況報告と感謝の気持ちだけは伝え続けていきたいと考えています。また今回帰った時に父親に相撲観戦の話もしてみようかと思っています。まあちょっと金銭的に無理をしても、未来での心残りは解消されないでしょうから。

ということで、木の香りのする線香(祖父は林業や木に関する仕事が多く、盆栽が趣味でした)をお土産に、祖父に会いにお墓参りをしてきたいと思います。