和 や か な 春
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 製造技術本部の小野です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
春ですねー。寒さが苦手な私にとって、とても嬉しい季節がやってきました。世間一般ではこの四月に新年度を迎えるかと思いますが、私どもセンエイでは四月に年度末を迎え、そして新たな元号である「令和」とともに五月からは新年度を迎えます。元号が変わると共に新年度が迎えられるというのも、感慨深い感じがします。
「令和」という元号が、万葉集の序文からの引用というのを聞いて、とても日本という歴史や文化を尊重した選定だなと感じました。「ときに、初春の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわ)らぎ・・・」簡単に訳すと「時は初春のよい月、空気は美しく風は和やかで・・・」という意味になるそうです。スマホやITがものすごいスピードで進化し、ついていくのがやっとの(というか、ついていけてないワタシ・・・)現代ですが、春の和やかな風、梅の花や桜の花に感動する日本人の心は万葉集の時代から変わっていないのだなと思うと、そんな私でも新たな時代に期待が膨らみます。
冬の間は殺風景だった通勤途中の景色が、次々と咲いていく花によって色とりどりになっていくのを見て、春っていいなーと思う、今日このごろであります。