津波・高潮ステーション
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 製造技術本部の前田です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
10連休という今までにない長さのゴールデンウィーク、この機を利用して災害について学ぼうと思い、大阪市内にある「津波・高潮ステーション」という見学施設に足を運んでみました。まず、驚いたのは大阪が海面より低い地域が多いことです。海面より低い町では災害時にどうなるのかを体験できるブースでは浸水の恐怖を、前・左・右・床の大きな4画面で体感するシアターでは津波の恐怖を、それぞれ五感で体感することができました。
特に津波については、南海トラフ地震が起こった場合はセンエイには地震発生から90分で1~3m高の津波が到達すると聞きました。90分と聞けば長いと思いましたが、センエイ周辺は高い建物が少なく、モタモタしていると避難が間に合わないなと感じました。
昨年、台風の被害を受け、災害に対して真剣に対策と日頃の準備が必要であることを痛感し、できることから順に進めています。ただ、地震への対策はほとんど手付かずで、今すぐ地震が起きたら社員全員が落ち着いて行動できる状態・環境ではありません。台風対策と併せて地震対策についても、しっかりと準備していきたいと思います。
ちなみにですが、今の大阪で一番安全なのは意外にも「USJ」とのことです。南海トラフで想定している高さの津波を防ぐことができる最新の防潮堤が完備されているそうです。
是非、皆さんも地震が起きる前に、一度足を運ばれてはいかがでしょうか。