フォークリフト安全講習
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 製造技術本部の赤坂です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
9月と11月の2回に分けて、フォークリフト運転手を対象とした安全講習会を実施しました。当社では常に10台前後のフォークリフトが構内を行き交っており、業務をする上でフォークリフトなしでは稼働することができません。特に、昨年から多能工化を全社的に推進していく中で、全社員に対するフォークリフトの免許取得者の割合も2割に満たないところから3割以上になり、需要が非常に高くなりました。また、この1年で全社的に安全意識が高まっているのですが、フォークリフト運転手への社内講習はここ数年実施していないことが判明し、今回の実施にいたりました。
講師にはフォークリフトメーカーの営業担当様に教鞭を執っていただき、映像資料や危険予知訓練を交えて、「聞くだけ」ではなく「見て」「聞いて」「考える」講習となっており、受講していただいた方も真剣に受けていました。
講習の中で、「安全講習の意義は定期的に思い出すこと」とありました。私の中では「数年前に受講した方は同じようなことを2回聞くことになるので退屈かもしれない」と考えていたのですが、その方々の感想を聞かせていただくと、「死角に対して再認識できた」「イレギュラーな仕事に対しても対応できる環境にしなければと感じた」「リフト事故に対して改めて怖いと感じた」など総じて「受講してよかった」という感想を聞きました。これには、驚きとともに自らも大事なことは定期的に「思い出す」という作業をしないといけないな、と安全以外の面でも勉強させていただきました。