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今年の12月に願い 思うこと

合板加工の開発工場、株式会社センエイ 業務本部の浦田です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。

毎年恒例の新語・流行語大賞も「3密」と発表され、2020年も終わりが見えてきました。
昨年の12月を思い返すと、この1年で想像すらできない変化が起こり、長い1年だったように感じています。

少し前の話になりますが、ネットニュースでサンタクロースの話題を見つけました。
記事によると、『フィンランド航空は、30年前から現地財団公認のサンタクロースを毎年日本に招き、保育園などで子供たちにプレゼントを届けることを続けてきたそうですが、今年は世界的な感染拡大の影響で来日を見送ることになった』という内容でした。

その後11月下旬、フィンランド政府公認のサンタクロースがNHKのオンラインインタビューに応じ、今年は世界各地を回れないことを伝え、「みんなの笑顔が見られなくて悲しい」としながらも、「クリスマスの本当の意味はお互いに優しくし、尊敬し、笑顔を見せ、いい行いをすることです。いいことをしたら必ず自分に返ってきます」とのメッセージを発信し、「私たちの心には、善意や助け合いの気持ちがいつもあります。そのクリスマスの精神を、みんなに送ります」と伝えたそうです。

日本で行われたアンケート結果でも、過半数の人が今年のクリスマスに影響があると答え、恋人・友人・同僚ではなく、家族とクリスマスを過ごす計画をしている人が多いようです。
また今年のクリスマスは外食や旅行でお金を使わない分、イルミネーションなどの装飾にお金をかけたり、プレゼントも家で快適に過ごすグッズに注目が集まっているとの回答も多く寄せられているようです。

私はキリスト教徒でないので、クリスマス本来の深い意味【キリストの降誕祭であり、語源はキリストChrist(キリスト)+mas(礼拝)に由来するそうです】を理解してはいませんが、それでも、人との繋がり、感謝、尊敬、信頼、愛情が根底にあることは何となく感じています。

新型コロナウイルスは一般的には飛沫感染、接触感染で感染すると言われています。極論をいえば、人との接触、人がいる場所へ近づかなければ感染するリスクは非常に低くなるということになります。皮肉にもコロナウイルスの感染拡大によって、人はつながっていて、一人では生きていけず、お互いに協力・感謝することが必要であることを強く再認識させられる機会となりました。また自分だけでなく、他の人の安全にも気を配り、協力して社会の秩序を守る重要性を私達に投げかけました。

毎年、私はクリスマスは家で過ごすことが多いので、今年も特に大きな変化はないのですが、今年は少しだけイルミネーションを灯したいと考えています。そして家族と話をしながら感謝や尊敬の念を深めたいと思います。

現在、そしてこれから迎える2021年も、自分のためでけでなく他の人のためにも、できる限りの感染防止対策に努めていきたいと思います。そして私たちが知っているクリスマスがいつか迎えられるようになった時、近親者同士の関係が深まったことが基盤となり、今まで以上に幸せな、アフターコロナのクリスマスが日本中に広がればいいなと思っています。

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