健康診断を受けて思ったこと
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 業務本部の浦田です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
先日、健康診断を受診してきました。結論からいえば、検査結果は良好といえるものではありませんでした。
予防医学では『1次予防』『2次予防』『3次予防』という考えがあるようで、それぞれの意味は以下のようになっているそうです。
『1次予防』…生活習慣の改善、予防接種などの病にかからないように施す処置や指導のこと。
『2次予防』…早期発見、早期治療を促して病が重症化しないように行われる処置や指導のこと。
『3次予防』とは、治療過程において保健指導やリハビリテーションを行うことにより、社会復帰を促したり、再発防止対策を検討する取り組みのこと。
このことを健康診断に当てはめると、『1次予防』と『2次予防』が重点となり、病気を回避するための生活習慣改善と行動。早期発見・早期治療による病気の重症化の防止。これらが健康診断の目的だと言われています。
私の場合、過去の健康診断においても、結果を知ることが目的となっていた気がします。仕事では現状把握や対策・改善という会話が日々行われており、それに伴った行動が求められますが、こと自分のことに関していえば、「今までも何とかなってたから大丈夫だろう」「忙しくて生活習慣を変えることが難しい」という甘い考えや言い訳により、後回しにしがちでした。そういった面では、自分の中の矛盾を自覚するきっかけにしたいと考えています。
40代である私は、新型コロナウイルスのワクチン接種対象者ではありません。しかし、基礎疾患があること、ワクチン不足となる前に接種希望を提出したことにより、市が実施する1回目の接種を終えています。ワクチンを打てたことはありがたく、他の人への感染対策という意味でも良かったと思っています。まわりの人からも優先的に打ててよかったという言葉もありました。
しかし自身のこととして考えた場合、心境が複雑なのは否めません。本来であれば接種対象者外であるはずが、健康管理不足により、『2次予防』もしくは『3次予防』の状態にあるという事実の方をより大きく考えてしまいがちです。
私の場合、生活習慣の見直し等により改善がまだ可能だと医師からいわれています。今回を機会とし、健康管理は周囲の人にも影響を与えることを再認識したうえで、日々行動の歩みを続けていきたいと考えています。