健康診断 私生活と仕事
今月末、会社で健康診断が行われます。
健康診断には病気の早期発見・治療、病気の予防という目的があると一般的に言われているようです。
生活習慣病等の病気は、初期段階に痛みなどの自覚症状がないことが多く、気付かない、もしくは気付いても苦痛があまりないので、行動・対策が後回しにされる傾向があり、無対策の状態が続くと、体への負担、時間・お金などの負担がどんどん増していくという現実があるそうです。
そのようなことが無いように、当社では健康診断前後の全体朝礼で、診断結果の定点観測(今回とそれ以前の比較による分析)、要治療項目の診察の徹底、状況に応じて保健師との面談をお願いしています。
少し話は変わりますが、朝礼で健康診断の話を聞いていると、従業員の多くがどこかで同じような話を聞いたような錯覚を覚えているのではないかと感じます。
例えば、改善活動。現状把握(問題点)・分析→目標設定→実施→結果検証→反省→再課題への取り組みの一連の流れは、内容によっては問題が大きくなる前の早期発見・早期治療のための改善活動ともとれるような気がします。同じように、生産性向上のためのデータ分析、営業会議での進捗確認・対策などもどこか健康診断の話に似ているような気がしますが、個人的な感覚でしょうか。
いずれにしても会社活動の中に定期的に問題点を見つける仕組みをつくり、改善に向けて努力する必要があると思います。なぜなら、改善、向上をすることで変化と環境に順応し、活動を続けていくことができると思うからです。
私生活を充実させるため、仕事を楽しむため、予防、早期発見・早期治療の意識を持って、定期的なチェックを日々心掛けていきたいと思います。