集塵機のおかげさま
「縁の下の力持ち」という言葉があります。
株式会社センエイの製造物は、どちらかというと表舞台に立つことは少なく、階段の踏み板や窓枠の芯材であったり、型枠用合板や土足用床板だったりと、この言葉が当てはまることが多いように思います。表舞台に立つ完成品や建築物を世に送り出すお客様に選んでいただくことで、私たちの役割が完結します。
さて、わが社の工場に足を踏み入れ天井を見上げると、大小のダクトが屋根裏に張り巡らされています。合板を切ったり、削ったりする工程で必ず発生するおがくずを吸い上げて、工場外の大型集塵機へと運ぶ、彼らこそ「屋根裏の力持ち」です。第3工場を例にとると、ダブルエンドテノーナー、バーチカルミリングサンダー、2機のランニングソー、ワイドベルトサンダー、ギャングソー、パネルソーと、計7カ所から発生するおがくずを一本の道筋へと集約させます。彼らはホコリまみれになりながらも、その使命を黙々と果たしてくれています。
工場の外に目を移すと、屋根より高い集塵機。思い起こせば、2021年の暮れ、火災事故で崩れ落ちた旧型に代わり、新設された現在の集塵機は最新鋭の「安全の守護神」です。
火花検知器と連動したシャッターを始め、集塵機本体の消火栓ノズル、爆発回避の脱気装置と、様々な対応が施されています。先代の無念を胸に、誇り高く安全を守る、最前線の防衛システムです。
今日一日も安全な作業が終わりました。「縁の下の力持ち」の製造物を支える「屋根裏の力持ち」がつなぐ、最新鋭の集塵機のおかげさまです。もちろん、その中で日々の生産活動を支える皆さんの、チームワークの賜物であることを語らずにはいられません。製品と設備、そしてそこに働く仲間たちへ。心からの感謝が溢れています。

