ファミリーカンパニー
第32期の事業発展計画発表会が、さきごろ4月22日、滞りなく開催されました。社長の持ち時間60分のなかで、昨年度を振り返り、そして新年度の方針を伝え終わっての締めくくりに、社員のみなさんに伝えた内容をご紹介します。
「ファミリーカンパニー」という言葉は、どちらかというと中小企業がこじんまりした組織のことを卑下しながら、まだ理想の段階には至っていないことの言い訳に用いられることが多い気がします。時には社長が身内を重用したり、公私混同があったりすることへの免罪符の響きすらあるかもしれません。
一方で、社員のみなさんが肉親や親友を入社させたいと思ってくれるとしたら、経営者にとっては無条件に嬉しいできごとです。実際の採用に面接や試験を伴うのは当然のことで同じ条件のハードルですが、大切な人は大切な場所にしか招かないだろうと思うからです。
そもそもの社員どうしの関係が、血縁に関わらずファミリーと呼べるような、それでいて決して馴れ合いでない、互いを切磋琢磨し続ける社風を醸成していくことを誓いました。堂々と胸を張れる「ファミリーカンパニー」を目指して、センエイは第32期のスタートを切りました。