PRESIDENT社長ブログ

平成30年 新年のご挨拶

謹んで新春のお喜びを申しあげます。
旧年中の公私にわたるご縁とご支援に深く感謝申しあげます。

少し年代がかったものごとの表現に「昭和」がよく引合いに出されます。「昭和やねえ」は、時に褒め言葉であり、時には時代遅れをやんわり伝える便利な表現です。平成が30年を迎え、31年の4月末日をもって新しい年号に改まることで、ますます昭和は遠くなりにけりです。「戦前・戦中・戦後」と、明治・大正・昭和と三つの時代を生きたのが、私たちの祖父母の世代でした。昭和39年生まれの私は、このまま行くと昭和・平成・新しい年号と三つの時代を、願わくは「戦後」として、生きる恩恵にあずかります。

日本独特の元号はさておいても、時代には大きな変化が押し迫ります。今まで目に見えたものが見えなくなる。見えないところで何かが猛スピードで変化を遂げている。昭和の時代のミラクル、いや想像さえしなかったことが日常となり、それらを使いこなす人とそうでない人との間には、知らぬ間に大きなギャップが生じています。それらは個人の次元にとどまらず、会社(法人)という単位ではもっと激しく、それでいて必ずしも大きな音は立てずに格差が開いていくのでしょう。

「会社はつぶれるようにできている」といくつかのセミナーや書物で教わりました。漫然と日常を送っているだけでは、とてもこれらの変化にはついていけず、やがて取り残されて過去の遺物となってしまう。とはいえ、人間の寿命に比べたら無限に続く可能性を秘めているのが会社でもあります。お客さまを含め、社会から強く必要とされる存在であり続けることで、時代の変化を越えて成長発展と安定とを繰り返していけるということです。

当社の決算期は5月1日に始まります。偶然にも、平成の終わりとともに第33期の決算を迎え、新しい元号とともに第34期を踏み出します。今を精一杯生きることが、次なる時代への最良の準備と心得て、みなさまにご愛顧いただける会社を目指して精進いたします。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 間﨑泰光

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