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接着性能試験 (二類浸漬剝離試験)

当社では、合板やMDFなどを接着剤で貼り合わせた積層合板を製造していますが、
製造品の品質を確認するため、社内試験を実施しています。

試験内容はJAS手順に従い、下記の①~④で行っています。

① 試験片を指定の大きさにカットする

② 指定数量のカット片を70℃(±3℃)の湯浴中で2時間浸漬させる

③ 浸漬後の試験片を60℃(±3℃)の乾燥機で3時間乾燥させる

④ ①~③の手順後、接着面の剥離がないか木口を確認する

一般的に試験内容を知られることはあまりないと思いますが、使われる用途により、接着性能だけでなく求められる品質強度や基準も様々となっています。なお、接着性能については、下記の3つの分類が定められています。

特類

屋外又は常時湿潤状態となる場所(環境)において使用することを主な目的とした所定の接着の程度を満たす合板。

1類

コンクリート型枠用合板及び断続的に湿潤状態となる場所(環境)において使用することを主な目的とした所定の接着の程度を満たす合板。

2類

時々湿潤状態となる場所(環境)において使用することを目的とした所定の接着の程度を満たす合板。

 

下記のYOUTUBE動画で試験内容の確認ができます。

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