衣替えをして思ったこと
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 業務本部の浦田です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
雲の形、日没時間から秋を感じるようになりました。最近のネットニュースで、今年の冬は寒くなる予測が出されていることを知り、寒さが苦手な私は、どう対策をしようかと頭を悩ます日々が続いています。
先日、衣替を行いました。押し入れから秋冬の服・靴を取出し、代わりにシーズンオフの物を戻す作業の中で、子供の1枚の服、1足の靴を手にする度に、出来るようになったことを思い返したり、1年前と具体的なサイズ比較をしたり、数字や行動で成長したことを実感していました。そんなことを思いながら私が20代頃から着用しているレザージャケットを手に取って眺めると、当然ながらサイズは変わることなく、むしろ経年劣化による色褪せやダメージの方が目につくように感じてしまいました。(それが愛着ともいえるのですか…)
辞書で「成長」の意味を調べると、①人や動植物が育って大きくなること。大人になること。②物事の規模が大きくなること。が意味として紹介されていました。予想通りの意味でしたが、改めて考えたことでよい機会となりました。
「成長」って何?と難しいことを考えましたが、意味が曖昧であり、人による見方・解釈の違いがある気がして、私には明確な答えが出せませんでした。しかしその反面、曖昧な部分を具体的にしようとすれば、目標を定め、行動・反省することが重要であったり、何よりも様々なことを受け止める、心や思考が整っていなければ、自身の成長を感じる余裕がないことだけは分かったような気がします。
成長を実感できるように、仕事、趣味、家族との時間それぞれに目標を持ち、好奇心、発見、喜びに気付きながら毎日を過ごしたいと考えています。レザージャケットが経年とともに愛着と味を与えてくれるように、私に与えられた日々も平行や後退でなく、経年の度に上昇していたい。そのように考えさせられた衣替の1日でした。