竜頭竜尾
本日、1月5日は会社の仕事始めの日です。
始業前に新しい年の安全祈願祭を岸和田天神宮にて執り行っていただき、始業の8時には全体朝礼で間﨑社長より、新年の挨拶を含めたスピーチがありました。
スピーチでは休みの間に起こった出来事の話もありましたが、「竜頭蛇尾」の故事成語の話を全社員で共有しました。
竜頭蛇尾は、竜のように頭は立派なのに、蛇のような細く貧弱な尾であるということから、初めの勢いは良いが、終わりがふるわないことのたとえとして使われています。
新年の想いを忘れず、いつも「竜頭竜尾」と言える仕事をすること(心がける)を2024年の共通言語として、仕事に取り掛かりました。
同じく「画竜点睛」という故事成語もあります。
日々、竜の絵を丁寧に描き続け、あとは仕上げとして目を描くだけと言えるような仕事をしたいと思います。そして積み上げた仕事の結果として目が描けた時、立派な竜(竜頭竜尾)は羽ばたき、私たちに驚きと感動を与えてくれることだと思っています。
※「画竜点睛」
物事をりっぱに完成させるための、最後の仕上げ。また、全体を引き立たせる最も肝心なところ。という意味で使われています。こちらも故事成語で由来は以下のような話となっています。
昔、張という名前の画家が、仕えていた武帝から「安楽寺の壁に竜を描くように」と命じられます。完成した竜の絵は大変すばらしい出来栄えでしたが、張はなかなか目を描き入れようとしません。ある人が理由を尋ねると彼はこう答えます。「瞳を描くと私の竜が飛び去ってしまう」。しかしその言葉を信じない人々が瞳を描いてほしいと懇願し、とうとう張が目を描いたとたん、たちまち竜は動き出して天に昇って行ってしまった。