当社では毎日ラジオ体操を行っていますが、開始時間が就業前ということもあり、朝の準備優先で参加できない人がいるなど、自主活動に近い形となっていました。

そんな現状を改善するために、11月より毎週初めの全体朝礼時、全従業員が集合してラジオ体操を行うことを会社で決めました。

きっかけは昨年の健康診断の有所見者数が、加入している保険組合全体より高い項目がいくつかあり、その原因の1つが運動不足にあるということが分かったからでした。（BMI、腹囲、血圧、尿酸など）

では、課題が分かったところでどのように運動を推奨していくのか？

健康経営の一環として会社で活動を定着するにはどうすれば良いのか？

様々な案を考えていく中で、怪我防止（ゼロ災活動）のためにもラジオ体操を皆が集まってやったらどうだろうかという話が自然と出てきました。そうして、全員が確実に集まるのは週初めの全体朝礼時という案にまとまり（当社では始業開始8：00～）、各課の責任者の理解・協力もあり、11月より全従業員が集まってラジオ体操を行うようになりました。

「ラジオ体操をやると体が温まって気持ちいい」

「いい運動になる（体が硬くなったことに気付いて焦った）」

「何十年もやっていなかったのに、音楽が鳴ると自然と体が動いた」

など、実施してみると多くのプラスの意見が聞こえてきました。

現在は週初めのみの活動となっていますが、これからの課題としては作業の一環として毎日のルーティン化とすることです。そのためにラジオ体操の効果、運動による健康効果などを回覧配信し、最終目的である健康診断結果の改善に向けて意識を変えられるように取り組んでいきたいと思います。