不易流行
またもや大好きな5月がやって来ました。今年も5月の風の心地よさは、身も心もリフレッシュしてくれるかのようです。
去る4月21日、社内最大のイベントである事業発展計画発表会を執り行いました。そして本日5月1日、センエイの第33期の幕が開きました。そして、平成最後の日である31年4月30日に向けて、365日のカウントダウンが始まったわけですが、当社の33期は平成の時代とともに幕を閉じ、新しい元号とともに新年度34期を迎えることになります。
マスメディアでは、平成がどういう時代であったかを振り返る特集が目立ちますが、30年続いた時代を単純に昭和と比較するのはいささか乱暴かな、とも思います。なにしろ昭和は63年あまり続いたわけです。2つの時代を合わせると、あ、ほぼ一世紀の長さになるのだと今ごろ気づきました。
1年後に迫った新元号を目前に、我が社や自分自身が、3つの時代を生きることになるのは、それなりに感慨深いものがあります。感慨ついでに、新しい元号には「光」という字を使って欲しいと思っています。私なりに、明るい未来への期待感と合わせて、変化のスピードについていく覚悟を示したつもりなのですが・・・。その決定を楽しみに、ここに書き残しておきます。
折しも本日、来年度新卒となる就活生たちとの面談がありました。終身雇用が幻想であるかのように言われる昨今、敢えて新卒生たちとの出会いを楽しみに、彼らの未来予想図を尋ね、会社のビジョンを再点検していくのは、当社が選ばれるための儀式の一部です。
不易流行。時代に合わせて積極的に変わっていくことが大切な一方、時代に流されず変えずに守っていくべきものもある。後者が会社にとっての経営理念なのだと伝えることができました。
しっかりとした考えを聞かせてくれた彼らとの面談の場、当社の会議室にも、確かに5月のさわやかな風が吹いているようでした。