PRESIDENT社長ブログ

SSS (= サクラ咲く四月)

ついこの間、自分の娘がふたりとも大学生になったと思っていたら。長女は卒業で4月から晴れて社会人の仲間入りです。入学時にも増して感慨深いのはなぜでしょう。学生のうちに伝えておくべきは十分だったか、これから親子ながら社会人どうしの付き合いがどのように始まるのか、ちょっと自問自答してみました。

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桜の花と併せて、この季節は出会いと別れが交錯します。記録的な早咲きのソメイヨシノは、日本全国の若人の旅立ちや晴れ舞台を見守れるのだろうかなどと思いを巡らすうちに、とびきりフレッシュな男子が2名、株式会社センエイの門を叩いてくれました。正真正銘の18歳を迎えた4月2日は当社の入社式。朝礼で紹介した二人は初々しく、彼らを見守る60名の先輩社員たちの眼差しは、とても温かくすがすがしいものでした。

大卒新人を2010年から断続的に採用してきたことと、途中入社のティーンエイジャーがしっかり定着してくれたこととで、当社は順調に若返ってきました。もちろん、それを支えるベテラン社員たちとの共生があってのこと。血はつながっていなくとも、親子のような関係が工場内にあるのは、ほんとうに誇らしいことであります。このあたりは、「ファミリーカンパニー」という題目で過去に触れたことがあるかと思います。

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2005年、第二創業を目指した私は41歳でした。その時の社員の平均年齢が41歳。自分より年上と年下がちょうど同じ人数で、平均値かつ中心値が私の年齢だったと記憶しています。2018年、私は13年分の歳を重ねたが、社員の平均年齢は2つだけ増えて43歳。若々しい会社と言えるかどうかの評価は他に委ねるとしても、誰もが毎年ひとつずつ年をとることを考えれば、年齢構成のバランスはたいへんいい感じになってきました。

現状の60数名は、社長主催の勉強会(DTJ=大地と太陽の塾)などを通じて、マンツーマンの距離感が保てるほどよい規模感です。岸和田本社を拠点とした新旧おりまぜたコンパクトな組織を存分に活性化して、お客様に強く必要とされる会社たるべしと、新人2名を前に本日あらためて誓った次第であります。

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