ラトビアが呼んでいる
この国を大好きになったのはいつの頃からでしょうか。今やわが社の重要取り扱い品目となったホワイトバーチ合板の原産国であるラトビアへ、今年も現地イベントにお招きいただき、向かいます。
ラトビア共和国は、大国ロシアに隣接するバルト三国の中央に位置し、その国土は九州とほぼ同じ、人口は札幌市と同等の約190万人です。実際に訪ねれば、それが「とびきりの親日国」であることがよくわかります。また、この国を訪れた多くの日本人が、例外なくラトビアの大ファンになるのを私自身が目撃しています。
乳白色が美しい、1mm内外の等厚単板をひたすら積層した「異次元の高品質合板」は、特殊な用途にこそふさわしく、取り扱い開始から14年目を迎える中で、主に非住宅の分野で欠かせない存在となっています。彼の地で植林され、しっかりと管理された白樺の木は、寒冷地の風雪に耐え、3年で約1cmずつ直径を増していきます。合板用材となる直径25cmに育つまでには、実に75年もの歳月を重ねていることになります。
ラトビア共和国にとって合板製造は、国家事業ともいうべき歴史ある産業です。取引先の会社が合板製造を開始したのは1873年。これは、日本で明治6年に「太陽暦の採用」「徴兵令の布告」があった年です。わが社の創業は1973年ですから、彼らはまるまる100年にも及ぶ合板の大先輩ということになります。
昨年の大阪関西万博でも、同国のパビリオンは大人気を博しました。この国の認知度があがり、ファンが増えるのは大変喜ばしいことです。お国柄、ビジネスの繋がり、美しい風景もさることながら、何よりもこの国と私を繋いでくれた「人たち」の顔が浮かびます。大好きな国の、大好きな人たちとの間で成長してきたこのビジネスを、さらに大きく育みたいと強く願うのであります。
