PRESIDENT社長ブログ

令和最初の元旦に

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

旧年中にいただきましたご高配に、厚く御礼申し上げます。

昨年は平成から令和の御代がわりが滞りなく行われました。令和元年は5月1日始まりであったことから、令和になって最初のお正月ということになります。

思い起こせば令和元年の秋は、日本列島がラグビーブームに沸き返りました。期待はしていたものの、予想を上回るベスト8の大健闘は国民の大きな感動を呼びました。また、ナショナルチームが国籍を問われないことも、今の日本が置かれた状況を象徴しているようだと感じたのは私だけではないでしょう。One Team という言葉が流行語大賞に選ばれたことを含め、令和元年にあって日本の誇りを考えさせられる出来事でした。

One for all, All for one.ラグビーを象徴する有名なフレーズは、ラグビーにそれほど詳しくない私でも、これまで何度も聞いたことがありました。「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。」という訳が定番ですが、かねてからみんながひとりのためにとは、どういうことを示すのだろうと少し疑問に思っていたところ、もっとふさわしい解釈に出会いました。ひとりのために、ではなく「みんながひとつのために」。さらに「ひとつの目的のために」と読み換えると、なおわかりやすい。

これを会社に例えると、ひとつの目的のために社員全員が一丸となる、となります。経営者なら誰もが理想とする組織のあり方ではないでしょうか。それではひとつの目的とは何かと思い巡らして「いい会社にする」にたどり着きました。

いい会社とは? もちろんお客様や社会に必要とされることは不可欠です。それを満たすとともに、社員のみなさんにとってのいい会社を追究するならば?

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世にいう働き方改革に沿って法令遵守することは、中小企業にとって大きなチャレンジであっても、それだけで胸を張ることはできなくなってきているのを感じます。また、利益も出ていないのに、無理をして社員にいい格好をすることは罪作りでさえあります。

All for One. 社員全員で、いい会社にしようという目的に向かって走り続ける。流行に終わらせることなく、そのベクトルを合わせることが自分の仕事なのだと再認識する令和二年の正月であります。さあ、今年も張り切っていきましょう。IMG_2139.jpg

末筆ながら、みなさまのますますのご健勝をお祈りするとともに、本年も相変わりませず、よろしくお願い申し上げます。

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