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地震・雷・火事・水害

合板加工の開発工場、株式会社センエイ 製造技術本部の赤坂です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。
関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板・床材・古材など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています

怖いものの代表として、『地震・雷・火事・親父』なんて言葉がありましたが、最近ではすっかり死語になったような気がします。特に親父は「怖くない」か、怖いを通り越して虐待やDVといった「悪しき者」としての認識が強くなり、怖いものとしての認識は薄いのかもしれません。基本的にこの4つは「忘れたころにやってくる」という意味合いのもとで怖いものであり、昔の人にとっては「水害」というのは身近ゆえに怖いものに入らなかったのかもしれません。ところが、近年は水害に関しても「忘れたころにやってくる」怖ろしいものとして認識しないといけないものになりました。
先日、地震についてブログでお伝えしましたが、今回は豪雨被害についてのお伝えします。結論から言いますと、当社への被害はほとんどありませんでした。当社周辺では7月6日に近畿各地の河川で氾濫の可能性がある危険水位に達し、私鉄各社およびJRに運休および遅延が発生しました。また周辺道路もマヒに近い状態だったため、私も含め一部の社員は出社に影響がありましたが、人身および社屋への影響はありませんでした。7/9のニュースで、岡山県倉敷市真備町にて浸水被害にあい、さらに阪神淡路大震災を神戸で経験された方が「今回の方が怖かった」と証言するほど、今回の洪水被害は怖ろしかったようです。[出展:https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070900100&g=soc]

私は洪水被害の経験はありませんが、阪神淡路大震災を尼崎で経験したことがあり、あのときは家中が散乱してひどい有様だったのを子供ながら記憶していました。が、ニュース映像を見て、地震後と同じように破壊された家屋や破損していなくても屋内が濁流によって汚染され家具が散乱している様子は見るに堪えないものがありました。

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未曾有の災害の場合、「完全な対策」というのは難しいかもしれません。ただ、山間や川沿いに住めば今回のような災害が発生しますし、沿岸部では津波、市街地では交通網遮断など、その土地特有の災害対策は個人レベルでも必要であることをこの2ヵ月で感じました。また、今週は先週に引き続き各地で猛暑が予想され、こちらもまた対策が必要な気候になると予想されます。皆様も、地震対策や水害に限らず、身の回りで想定される災害に対して、何ができるかを考えてみてはいかがでしょうか。

最後になりましたが、今回の豪雨被害におきまして被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

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